海外在住者にとって、日本への里帰り・一時帰国は楽しみなイベント。特に子どもとの帰国になると、航空券を数枚買う必要があり、費用もかかります。夏休みに合わせて数か月帰国するという人もいれば、仕事の都合がつかないので2週間程度の人まで、さまざまですが、せっかくの里帰り。ぞんぶんに楽しみたいもの。
今回は日本への里帰り・一時帰国の準備について説明しますので、参考にしてくださいね!
準備すること
飛行機のチケット
まずはチケット購入。私は以前は日本人でビジネスパートナーと一緒にチケット手配・販売している人を利用したり、インターネットでExpediaや航空会社直接から購入していましたが、日本人が止めてしまったのでインターネットです。
友人の中にはマイルを使う人や、自分でチケットを取るのが不安と、旅行会社を利用する人もいます。経験上、予約の変更など、イレギュラーなことがない限りは、旅行会社を通さなくても全く問題はありません。
日本の家族や友人に連絡
帰国での楽しみというと、普段会えない日本の家族や友人と会うこと。1ヵ月ほど帰る場合は少しは余裕もありますが、2週間程度だとしっかり予定を立てないとなかなか会うことができないという事態も起こりうるので、私は早めに連絡します。
実家に泊めてもらう場合などは、便名、フライトの日時なども早く伝えましょう。
子どもの体験入学の手配
子どもとの帰国で、日本の学校に体験入学させてもらいたいという場合は、学校に問い合わせします。実家に近い学校などに電話をするか、日本の家族に問い合わせしてもらいます。
受け入れ対象者や条件などをウェブサイトで説明している自治体もあります。
例)東京都世田谷区
https://www.city.setagaya.lg.jp/theme/006/003/d00148850.html
・大阪府交野市
https://www.city.katano.osaka.jp/docs/2019100400014/
携帯Wifiのレンタル準備
インターネットなしでの生活は想像できないような時代になっている今、携帯Wifiの予約は極めて大切です。
空港でWi-Fiルータの受取や返却ができる日本国内用レンタルWi-Fiサービスの最新比較情報です。
日本円手配
日本はまだまだ現金社会。滞在中に使う日本円の準備をします。銀行より両替業者のほうが若干、有利なレートで両替できます。
日本円を置いている銀行は限られているので要注意。もし出発まで両替をする時間が取れない場合は空港でも可能です。
親の同意書
国際結婚や離婚が近年、増加してきたことで、片方の親が自分の子どもを出身国に連れ去ってしまうことが大きな問題になっています。そのため国によっては、一方の親のみが子どもを連れて出入国する際に、もう一方の親の渡航同意書の提示を求められることがあります。カナダもそんな国の一つです。
あるいは知人は出国できたのに、カナダに戻ってきた際に「父親の同意書は?」と聞かれて、入国に時間がかかったそうです。「父親は空港に迎えに来ています!」と説明してもなかなか通してもらえなかったとか。
日本航空がサンプルフォームをウェブサイトで提供しています。
https://www.jal.co.jp/tabi/info/visa/miseinen/freeform.pdf
注)日本を出入国する際には、渡航同意書の提示は必要ありません。
3ピンから2ピンに変換するプラグ、もしくは対応延長コード
スマホの充電などはUSBを利用できることもありますが、カナダのラップトップ(ノートパソコン)を日本で利用するときに困るケースがあります。
3ピンでも使える延長コードは実家では一つしかなく、夫と私で延長コードの奪い合いとなりました。日本で探してもいいんですけどね。
カナダで利用している2ピンで3ピンにも対応するようなコード、あるいは電源形状変換プラグがあれば持参することをお勧めします。
迅速テストキット
カナダで無料配布してもらえる新型コロナウイルスの迅速テストキット。日本ではなかなか手に入らなかったり、高価だったりするので、薬局でもらってきて持参するのがお勧めです。備えあれば憂いなし!です。
モバイルバッテリー
外出することが多いので、モバイルバッテリーは必需品。
日本での買い物リスト作成
学校・保育所やお稽古ごとの先生に留守にすることを伝える
学校や保育所を休む場合は早めに伝えておきましょう。
冷蔵庫の片づけ
帰国2週間ほど前から冷蔵庫の整理を始めましょう。買い物の際にも出発までに消費できるか考えないと、食べ終わらずに廃棄ということになりかねません。
植木、観葉植物、ペット
留守の間の植木や観葉植物、ペットの世話を手配。
免許証 日本の免許証を持っている方、一時帰国の際に更新する必要はありませんか?