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カナダで保護犬を飼う

保護犬を手に入れる

飼っていたシェルティが病気で死んで約2カ月は、ワンコなしで暮らしてきました。でも、その生活がツラくて仕方ありませんでした。

 

一方、飼い犬が死んだからと新しい犬をすぐに飼うのは、前の犬への裏切りにならないか?

悶々としながら、とりあえずは現状の市場調査として、Kijijiを検索してみました。シ

養子失敗で、新しいワンコが欲しいという気持ちに歯止めがつかなくなってしまう

 

 

ペットの取引を探すことができるKijiji。

前回はバンクーバーを離れる予定だった若いアジア人男性から犬を無料でいただいたのですが、今回Kijijiで見たのは、ブリーダーの投稿ばかりでした。ただし、私にはブリーダーから購入することには躊躇する気持ちがありました。なにより高価です。

動物愛護団体のSPCA(The British Columbia Society for the Prevention of Cruelty to Animals)ではどうだろう?と調べてみたのですが、10歳近い「シニア」の犬やシェパード、ピットブル、ドーベルマンなどの大型犬ばかりです。

そんな中で近くのSPCAで2歳のオールドイングリッシュシープドッグが保護されていました。

私は小柄なので、大型犬を連れて歩くのは体力的にもきつく、中型、小型がよかったのですが、写真を見てひとめぼれ。当時、SPCAはfirst come first serveといって、先着順で、養子ができるようになっていました。

翌日は2時まで仕事なので、終わってから行ってみようと思い、仕事を終えてSPCAに電話をすると、アサイチでフェリーでやってきたビクトリアの家族が引き取ったといいます。とにかく競争が激しかったです。

 

養子縁組に挑戦しようと考えて、失敗したことで、新しいワンコが欲しいという気持ちがさらに膨らんできました。気持ちに歯止めが利かなくなってしまいました。

そんな中で、新たにPetFinderで小型のプードル(ミニチュアではない)の募集を見つけました。こちらは先着順ではなく、応募書類を審査したうえで決定するといいます。悩む前に手が動き、申し込んでいました。

プードル(スヌーピーという名前を付けられていた)の雑種を見つけたのはバンクーバー市運営のアニマルシェルターで、まず見学して、相性を見てから申し込むことになっていました。 

アニマルシェルターでは、何らかの理由で保護された保護犬や保護ネコの養子縁組を行っています。夫は当時、新しいペットを飼うことには反対していましたが、娘と息子を連れて見学に出かけました。

実際に会うと、スヌーピーはちょっと「変顔」でしたが、人懐っこく、「変顔」も愛嬌に思えてきました。係員によると、申し込みが殺到したので、既にウェブサイトから募集を削除したといいます。

そう聞いて、悩んでいた気持ちに区切りがつきました。競争率も高そうだし、もらえるかどうかも分からない。とりあえず「申し込みます!」とスタッフに宣言していました。

申込書類には私たちがどんなにワンコが好きか、死んだペットを大切にしたかをアピールしなければ…。とはいえ、私は日本人。英語力にハンデがあります。

たまたまシンバが死んだときに、パワーポイントでビデオを作り、Facebookに投稿していました。友人限定での公開だったが、これを一般公開に変更。申込書類にリンクも記入しました。

その甲斐があってか、スヌーピーは私たちが養子にすることができました。 

*2022年10月現在、バンクーバー周辺の保護団体では、まずアポイントメントを取り、犬を実際に見て、散歩させるなどをしてから、申込書を提出するようになっています。

通常、施設を予約なしに訪れることはできません。

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