流れ込む氷河が作り出す絶景
ウィスラーからハイウェイ99号線をさらに北上、ペンバートンにあるジョフリーレイクス州立公園。
エメラルドグリーンの氷河湖というと、カナディアンロッキーのレイクルイーズやモレーン湖が有名ですが、バンクーバーから日帰りも可能ということで、近年、人気が急上昇したのが、このジョフリーレイクスです。
標高差はVancouver Trailsで370 メートル、alltrailsで493メートル。どちらのサイトでも中級者レベルになっていて、比較的気軽に、美しいエメラルドグリーンの湖を訪れることができます。
人気が高いために、パンデミック以来、混雑対策として夏のピークシーズンはデイパスが必要となっているほか、パス制度導入後も依然、混雑していることで知られています。特に駐車スペースに限りがあるので、早い時間の到着を勧めます。ハイウェイ沿いに駐車することはできません。
https://bcparks.ca/reservations/day-use-passes/#page-section-45f91cb5-87f5-58b9-9ff3-ef7e90343140
ジョフリーレイクス州立公園はレイクスと複数になっているとおり、ローワー、ミドル、アッパー(ジョフリー)レイクの3つの湖から構成されています。上に行くほど、美しいエメラルドグリーン色が楽しめます。
駐車場から約5分の場所にあるのがローワーレイク。ほぼ平坦な道なので、小さな子ども連れや長時間歩くことができない人でも訪れることができます。私たちの初ジョフリーレイクスは、長男が2歳のとき。ロッキーに行く途中、立ち寄り、ローワーレイクのみでしたが、湖の向こうに頂きに雪をまとった山が見えて感動的しました。
2回目はママ友グループでの挑戦でした。
ローワーレイクは周囲を歩くトレイルなどはないので、ビューポイントで写真撮影のみ。すぐにトレイルを歩き始めました。
ジョフリーレイクスのトレイルは最初は階段になっていたりと、整備された歩きやすい道ですが、登るにつれて木の根がむき出しになっていたり、岩がゴロゴロしています。歩きづらいので足元に注意が必要でした。
歩き始めは比較的緩やかな上りですが、約1.7キロメートルのところから、勾配がきつくなってきます。コース全体でハードなのは、このローワーレイクからミドルレイクまでのトレイルで、30度の勾配の場所もあります。
3キロを過ぎるとあと少しでミドルレイク。湖に向けて少し下ると、美しい湖が目の前に現れます。
ミドルレイクには湖岸から倒木があり、その上での記念撮影はインスタ映えすると人気。倒木前に多くの人が並んでいるので、チェックしてみてください。ただし、氷河が流れ込む湖の水は夏でもとても冷たいので、落ちないよう気を付けて!
ミドルレイクで休憩がてら写真を撮ったら、再びトレイルへ。アッパーレイクまではあと1キロ足らずです。ミドルレイクを少し行くと、Holloway Fallsという滝が現れます。マイナスイオンをしっかり浴びて、目的地アッパーレイクに向かいます。
アッパーレイクまで行くと、氷河がすぐそばに見えて感動します。清々しい山の空気を楽しみながらランチを食べると、頑張って登った甲斐もあるというもの。下山の前に眺望を満喫しましょう。
距離 7.4キロメートル
高低差 491メートル
(alltrailsのデータ)
犬 不可。
アクセス
バンクーバーから99号線(シーツ―スカイハイウェイ)をウィスラー方面へ。ウィスラーからペンバートン、マウントキューリーとリルエット方向に進む。マウントキューリーの街を過ぎてしばらくすると湖リルエットレイクが右手に見え、橋、リルエットレイクブリッジがある。橋からおよそ15キロでローワージョフリーレイク。サインもあるので分かりやすい。
!予めパスをhttps://reserve.bcparks.ca/dayuse/で入手。
!!夏の山は虫も多いので、虫よけスプレーを持参しよう。